米規制委が燃料プールへの地震影響調査 「大地震でも冷却性能は無事」

2013年6月27日

米原子力規制委員会(NRC)は24日、マーク?型格納容器を有する米国内のBWRの使用済み燃料貯蔵プールで設計基準を超える地震が発生した場合の影響調査報告書案を公表し、30日間のパブコメに付した。結論として「深刻な地震によりプールからの放射能放出に到る確率は1000万年に1回」とするなど、周辺住民に被害が及ぶ可能性は低いとした。一般からのコメントを盛り込んだ最終報告書を作成した後、福島事故の教訓を採り入れた活動の一環として使用済み燃料貯蔵プールに関する広範な規制判断上の分析に役立てる方針だ。


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