原子力協力協定を締結 韓国とサウジアラビア

2011年11月22日

サウジアラビア国営通信によると、同国政府は15日、韓国と原子力平和利用分野における二国間協力協定を締結した。

将来の同国初の原子力発電所建設に向けた法的枠組となるもので、両国間の科学技術・経済面での協力促進のほか、安全確保と環境保護を最優先とした原子力導入協力が目的だ。

具体的な協力分野は、原子力発電炉および研究炉の設計・建設、操業、メンテナンスに加えて、安全性およびセキュリティの確保と緊急時対策、人材育成など。工業や農業、医療で利用可能な放射性同位元素の生産も含まれるとしている。

協定に調印した両国の担当相

原子力協力協定を締結 韓国とサウジアラビア