バルチック1で鉄筋敷設作業 ロシア

2012年2月16日

ロシアが東欧に隣接するカリーニングラード州で進めているバルチック原子力発電所建設計画で、6日に1号機の原子炉建屋用コンクリートマットの鉄筋敷設作業が実施された。

請負企業の1つであるタイタン2社によると、鉄筋の総量は1500トンで、4500立方メートルのコンクリート打設に向けた準備がスケジュール通りに進展。出力115万kWのロシア型PWR(AES−2006シリーズ)を2基建設する計画で、1号機は2016年、同2号機は18年の完成を目指している。

バルチック原発では50年以上の稼動が想定されている( © タイタン2社)

バルチック1で鉄筋敷設作業 ロシア