フィンランド 新設計画で入札手続き 三菱重工がAPWRで先行エンジ契約
フィンランドのテオリスーデン・ボイマ社(TVO)は26日、オルキルオト原子力発電所4号機(OL4)建設計画の入札について、フィージビリティ・スタディ(FS)など先行エンジニアリング段階の手続きを開始した。2020年の運開を目標に来年初頭から入札を開始する計画で、すでに同日、三菱重工業が170万kW級の「EU−APWR」で先行エンジニアリング契約を受注。TVOが候補としている仏アレバ、GE日立、韓国水力原子力(KHNP)および東芝とともにEPC(設計・調達・建設)契約獲得に向け、厳しい競争を展開していくと予想される。
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三菱重工のEU−APWR