韓国、古里1電源喪失通報遅れで改善策 自動通報システムの構築など

2012年4月18日

韓国政府の知識経済部は13日、4分野15項目の推進課題で構成される原子力発電所の運転改善総合対策を確定し、公表した。2月に古里原子力発電所1号機で発生した一時的な電源喪失事象の報告が1か月以上遅れた反省から、非常用ディーゼル電源などの特別点検を7月までに実施するほか、運開後20年以上が経過した古い原子炉については機器の交換を早める方針。また、人的要素の介入なしに自動的に原子炉の事故事象が通知されるシステムの構築などを通じて再発防止と安全性の強化を図る考えだ。停止中の古里1号機については、国際原子力機関(IAEA)の特別点検により再起動するか否か決定するとしている。


<後略>


国民に原発の運転状況に関する詳細な情報を公開し、

透明性を向上させるために考案された原発への立入緩和策

韓国、古里1電源喪失通報遅れで改善策 自動通報システムの構築など