ニュースケール社 SMRでニューハブ社と協力へ
米国で出力4.5万kWの小型モジュール式原子炉(SMR)(=図)を開発しているニュースケール社は11日、サウスカロライナ(SC)州サバンナリバー・サイト(SRS)におけるSMR建設計画を加速するため、SC州の州都・コロンビア市で原子力研究開発・実証に関するイニシアチブを推進するニューハブ社との協力合意に達した。
米エネルギー省(DOE)が3月に公表したSMR開発・商業化促進用の財政支援・4億5200万ドルの適用を受けるため、ニューハブ社は地元の複数企業の力を結集して、ニュースケール社のSMRが米原子力規制委員会(NRC)から設計認証(DC)を取得し、建設・運転一括認可(COL)のレファレンス設計となるよう支援。一方、ニュースケール社はSMRをコロンビア市のみならずSC州全体の経済開発の牽引力とするため、DOEが支援対象として選定する2設計の1つに応募する計画だ。
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