原産協会 世界の開発動向調査 運転中原子炉は9基減少
原産協会は30日、「世界の原子力発電開発の動向2012年版」を刊行した。世界で運転・建設・計画中の原子炉に関するデータを独自のアンケートで集計したもので、2012年1月1日現在、世界では30か国・地域で427基・3億8446.6万kWが稼働中。2011年中にアジアで4基が新たに営業運転を開始する一方、主に福島事故を原因とする閉鎖原子炉が13基あったことから、前年調査から9基、773.7万kW分の減少となった。ただし、同事故後もアジアを中心とする開発気運は衰えず、中国など5か国で新たに12基分の建設計画が加わったとしている。
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