国会の第1読会で契約案承認 リトアニア

2012年6月4日

リトアニアの国会は17日、ビサギナス原子力発電所建設計画におけるプロジェクト会社、政府、および出資を伴う受注優先交渉権を与えられた日立製作所の3者間の取り決め等を定めた事業権付与契約案に関して第1回目の投票を行い、賛成63、反対11、棄権33でこれを承認した。


棄権議員数の多さから、同プロジェクトに対するコンセンサスの脆さを指摘する向きもあるが、同国では通常法案の場合、全議員141名の過半数ではなく、出席した議員の過半数の賛成により可決される。国会の関連委員会による結論を待って、6月に再び投票が実施される見通し。


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