発給2014年に延期 米国向けEPRの設計認証
仏アレバ社が米国の新設計画用に設計した欧州革新的加圧水型炉(EPR)の設計認証(DC)手続きが2014年末までずれ込むことが、米原子力規制委員会(NRC)から5月21日付けで同社に宛てた書簡により明らかになった。
米国ではユニスター社のカルバートクリフス3号機やPPL社のベルベンド1号機計画など、合計4基の建設・運転一括認可(COL)申請でUS−EPRの採用が想定されており、同設計に対するDC発給の遅れはこれらの新設計画の審査にも影響を及ぼすと見られている。
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US−EPRによる原子力発電所の構造図