新古里2が営業運転開始 韓国で福島事故後初めて
韓国の知識経済部は20日、今年1月から試運転中だった新古里原子力発電所2号機(PWR、100万kW)が同国で22基目の原子力発電所として営業運転を開始したと発表した。福島事故後に同国で運開する原子炉としては初めて。
新古里2号機の運開に関しては、18日に所有者の韓国水力原子力(KHNP)が燃料の初装荷と起動テスト、福島事故のフォローアップ措置、定期検査および起動経験の反映の5段階で行った使用前検査について総括会議を実施(=写真)。同炉が設計仕様書と最終的な安全性分析報告書の技術基準に適合しているほか、試運転段階における原子炉の通常運転と過渡変化時の総合的な性能が原子力法の許可基準を満たしていることを確認したとしている。
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