ウィルファ1 2014年まで稼働へ 英国 閉鎖炉の燃料を転用
英国原子力規制局(ONR)はこのほど、4月に営業運転を終了したウィルファ原子力発電所2号機(GCR、56.5万kW)の燃料を同型・同出力の1号機に転用することを許可した。これにより、1号機は運転認可の切れる2014年9月までの操業が可能になった。
ウィルファ原発の2基は世界の原子力発電開発の中でもパイオニア的存在であるコールダーホール発電所をベースとする旧型のガス冷却(マグノックス)炉。同国のオールドベリー原子力発電所1号機(23万kW)が今年2月に閉鎖された後は、世界で唯一の同型発電所となった。
<後略>
1号機は1971年の運開後すでに40年が経過した