原子力安全条約・特別会合が閉幕 有効性強化で作業部会設置
8月27日からウィーンの国際原子力機関(IAEA)本部で開催されていた原子力安全条約(CNS)の第2回特別会合(=写真)、および2014年の第6回レビュー会合に向けた組織会合が31日に閉幕した。福島事故を踏まえて原子力発電所における長期的な安全性を確保していくため、条約の有効性強化と透明性の向上について検討する作業部会の設置で参加国が合意。ピア・レビュー作業の効果改善を含め、CNS強化に向けた行動リストを次回のレビュー会合までに準備するほか、今回会合で2か国から提案のあった条約文の改正等についても考慮していくとしている。
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