2号機の再稼働計画提出 米サザン社 サンオノフレ原発で

2012年10月18日

蒸気発生器(SG)の細管同士の接触による破損で停止しているカリフォルニア州のサンオノフレ原子力発電所2、3号機(各PWR、112.7万kW)について、運転会社であるサザン・カリフォルニア・エジソン(SCE)社は4日、細管破損の原因を「流力弾性震動」と断定するなど、米原子力規制委員会(NRC)が3月に発行した「確認措置レター(CAL)」に鋭意取り組んでいることを伝える書簡、および2号機の再稼働に関する行動計画書をNRCに提出した。


CALにはNRCとSCE社が合意した今後の対策内容が記載されており、SCE社がこれらの対策を完了したことをNRCが数か月間の分析調査で確認すれば、2号機再稼働に向けた条件の1つがクリアされることになる。一方、3号機に関しては同炉の状態に則した解決策をSCE社が調査中であるため、停止したまま留め置かれる。


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