12年決算で業績が回復傾向 仏アレバ社
仏アレバ社の監査役会は12月19日、同グループの2012年と13年の業績見通しについて審議し、2011年末に公表した財務健全性回復のための戦略である「アクション2016」に沿って、主要5部門の業績が順調に回復しつつあることを確認した。
それによると、2012年の業績は7月に公表した半期決算時の見通しを維持している。再生可能エネルギー部門では一部の顧客用資金調達の時間が不足したことから、関係プロジェクトの実施が遅延。2012年は歳入が目標値の7億5000万ユーロを下回る6億ユーロとなったが、13年は安定的な売上げ収益が見込まれると明言した。
<後略>