政府に建設許可を申請 フィンランドの処分場計画
フィンランドの使用済み燃料最終処分実施主体であるポシバ社(POSIVA)は12月28日、ユーラヨキ地方のオルキルオトに使用済み燃料最終処分場を建設するため、政府に宛てた許可申請書を雇用経済省に提出した。
同国で稼働する既存炉4基に加え、建設中のオルキルオト3号機(OL3)および計画中の同4号機(OL4)から出る使用済み燃料9000トンを地下400〜450mの深地層に埋設する計画だ。
今後、原子力法に則り、関係省庁や自治体、一般からのコメント収集手続きが開始されるが、申請書が政府の審査に回されるのは14年末頃になる予定。完成後も政府の操業許可が必要となるため、実際の操業開始は2020年頃になる。
<後略>