仏貿易相と原子力協議 トルコのエネルギー大臣

2013年1月24日

16日付けのトルコ・エネルギー省のウェブサイトによると、同省のT.ユルドゥズ大臣がイスタンブールで仏国のN.ブリック貿易相と会見し、トルコのエネルギー分野における重要案件である2番目以降の民生用原子力発電所建設計画について協議したことを明らかにした。


トルコは現在、ロシアとの協力により地中海沿岸のアックユで120万kW級のロシア型PWR4基の建設を進めているが、2023年までには国内の3か所で原発を完成させるのが目標。第2発電所となる黒海沿岸のシノップ計画については中国、韓国、カナダのメーカー、日本の東芝が同計画への入札を準備しているほか、三菱重工も仏アレバ社との合弁事業体「ATMEA」として入札参加の意思を表明したことが伝えられている。


<後略>


仏国のブリック貿易相(右)とユルドゥズ大臣(©トルコ・エネルギー省)

仏貿易相と原子力協議 トルコのエネルギー大臣