フィンランド原発で東芝が交渉権 ハンヒキビ1号に160万kW級EU−ABWR EPR建設に次ぐ事業 中型炉の可能性も考慮

2013年2月27日

フィンランド中西部ピュハヨキで最大180万kWの原子炉新設を計画しているフェンノボイマ社は25日、優先交渉権を与える直接交渉の相手として日本の東芝を選定したと発表した。東芝も同様の発表を行った。この「ハンヒキビ1号機計画」には今年1月、仏アレバ社が東芝とともに商業入札書を提出していたが、フェンノボイマ社は今後直ちに東芝と160万kW級の「EU―ABWR」建設(=予想図)に関する契約交渉に入る。ただし、フェンノボイマ社は同計画に中型炉を採用する可能性についても検討を開始しており、この場合の候補メーカーは東芝とアレバ社にロシアを加えた3社。最終的な供給業者は年内にも決定する予定だとしている。


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フィンランド原発で東芝が交渉権 ハンヒキビ1号に160万kW級EU−ABWR EPR建設に次ぐ事業 中型炉の可能性も考慮