東芝、米国のSTPを有望視

2014年5月12日

 東芝は2013年度通期の連結決算の業績予想について、昨年10月末に公表した予想を修正すると7日付けで発表した。
 米国におけるサウステキサス・プロジェクト(STP)原発3、4号機増設計画で同社が出資する事業開発会社「NINA社」の資産価値を保守的に見直した結果、310億円の営業損失を計上したことによるもの。ただし、「本プロジェクトの実現性と事業性に関する認識に何ら変更はない」と明言しており、135万kWのABWRを2基建設する同計画の実行可能性は依然として高いとの見解を示している。

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