ボーグルでもコンクリ打設 米国で1週間に2件目の本格着工

2013年3月21日

米国サザン社の最大子会社であるジョージア・パワー社は14日、ジョージア州のボーグル原子力発電所サイトで3号機用原子炉系統設備のコンクリート打設を完了したと発表した。わずか3日前にサウスカロライナ州で、国内でも過去三十余年で初めてというコンクリート打設がV.C.サマー2号機で完了したのに続くもの。シェールガスなど廉価な非在来型火力資源の台頭により原子力の競争力低下がささやかれるなか、2サイトの新設計画が相次いで正式な着工にこぎ着けたことは、同国における新たな原子力開発プロジェクトの着実な進展を象徴する重要証拠と受け止められている。


<後略>


ベースマット用鉄筋を強化するための許認可修正でコンクリート打設は遅れたが、
サイトでは格納容器リングの溶接作業も並行実施中(写真右端は3号機用格納
容器のボトムヘッド)

ボーグルでもコンクリ打設 米国で1週間に2件目の本格着工