CC3のCOL、発給しない裁定 米規制委
米原子力規制委員会(NRC)は11日、カルバートクリフス原子力発電所(CCNPP)に3号機(CC3)を増設するため、ユニスター社が提出していた建設・運転一括認可(COL)申請について、「原子力法に基づき、100%外国資本の企業となった同社がCOLを受領することはできない」とした昨年8月の裁定を改めて支持する判断を下した。
米国籍のコンステレーション・エナジー・グループ(CEG)が2010年10月にユニスター社への出資を取り止め、仏電力(EDF)の100%出資会社となったことに伴う措置だが、EDFは現在、ユニスター社に出資する米国籍企業を模索中であり、新たなパートナーが得られれば改訂版のCOLを申請するとの考えを示している。
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