チェコでAP1000モジュール WH社
ウェスチングハウス(WH)社は7月25日、チェコのテメリン3、4号機増設計画を受注した場合に備え、同社が提案するAP1000の重要モジュールのモックアップ設備製造を同国のビトコビツェ・パワー・エンジニアリング社に発注した。
ビトコビツェ社はチェコ最大手の機器製造エンジニアリング・グループで、両者は2011年12月に協力了解覚書(MOU)を締結。今回、具体的なステップに踏み出したのは、ビトコビツェ・グループ内の重機メーカーを含めた両者の協力について、MOUの内容を今年1月に改定したのに伴う。同契約に基づき、ビトコビツェ社はAP1000の実証プロジェクトの一環として、大型CA−20モジュールの一部分となるサブ・モジュール05のモックアップ装置を来年初頭までに製造する。
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