ブラジルに駐在事務所を開設 中国核電公司
第3世代原子炉の技術習得と主要機器の国内生産専門機関である中国の国家核電技術公司(SNPTC)は8月29日、ブラジルのリオデジャネイロに駐在事務所を開設したと発表した。
ブラジル政府が2030年までに100万kW級の原子炉4〜8基の建設を計画していることから、昨年末から今年にかけて同国で販売促進イベントを開催したロシアのロスアトム社や日仏合弁企業のアトメア社と並んで、中国の独自技術による原子炉設計の販売を加速していく狙いがあると見られている。
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開所式に出席した在リオデジャネイロの陳総領事(右)