アフリカ規制者会議と協定 IAEA
国際原子力機関(IAEA)は17日、ウィーンで開催していた第57回総会の期間中に、原子力安全とセキュリティ強化に向けた「アフリカ原子力規制者フォーラム(FNRBA)」との協力枠組を明確化するための実務協定に調印した。
近年、緊密化しつつある両者の協力関係を反映したもので、IAEAのD.フローリー原子力安全担当事務局次長とFNRBAのA.シモ会長が調印した。協力項目としては、原子力安全のほかに放射線防護、両組織の加盟国における規制インフラなどを明記。人材養成と知識の移転促進を図る手がかりとして、これらの分野で良好な慣行の調整を図るとともに、能力強化を支援し知識管理を推進していく。
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