英政府、ヒンクリー計画の買い取り価格で合意 25年ぶりの新設計画が具体化
英国政府は21日、サマセット州でヒンクリーポイントC(HPC)原子力発電所の建設計画を進める仏電力(EDF)グループと、同計画の投資契約に関する主要項目で商業合意に達したと発表した。同発電所の発電電力を政府が買い取る際の行使価格が決定したもの。今後、この投資契約を欧州委員会(EC)が国家補助規則に照らし合わせて承認し、同計画に新たに加わった中国の2社を含めて建設・運営会社の株主が最終的な投資判断を下せば、同国で25年ぶりのサイト許可を得た原子炉新設計画が2023年の運開を目指して具体的に動き出すことになる。
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HPCの完成予想図