SGHWRの廃止措置で入札募集 英RSRL社
英国ドーセット州で閉鎖済みのウィンフリス研究センターの管理・廃止措置を担当するリサーチ・サイト・レストレーション社(RSRL)は3日、同センターで24年前に閉鎖された重水減速沸騰軽水冷却圧力管型炉(SGHWR)の廃止措置で、4000万〜6000万ポンド(約64億〜103億円)相当の入札を募集すると発表した。
ウィンフリスのSGHWRは日本の新型転換炉「ふげん」と同じ構造を持つ電気出力10万kWの原型炉で、1968年から1990年まで稼働。翌91年から、冷却塔の取り壊しや1次系および重水の抜き取りなどを始めとする第1段階の廃止措置作業が開始された。また、2005年からは大型機器・システムの撤去や廃棄物封入処理プラントの稼働を含む第2段階の作業に進んでいた。
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稼働していた当時のSGHWR