ロシアと原子炉供給契約 フェンノボイマ社のハンヒキビ計画

2014年1月6日

フィンランドのピュハヨキでハンヒキビ原子力発電所1号機の建設を計画しているフェンノボイマ社は12月21日、ロシアのロスアトム社傘下のルスアトム・オーバーシーズ社と原子炉供給契約を締結した。出力120万kWの最新ロシア型PWR(VVER)である「AES―2006」を2024年までに運開させるという同計画は、最終的な投資決定協議がいよいよ大詰め段階に達している。

フェンノボイマ社は現在、60の電力多消費産業企業で構成されるボイマオサケイティエSF社の所有となっており、これらのうち45社が昨年11月に同計画の継続を条件付きで決定。今年の2月末を目処に、この判断の再確認となる最終投資決定を行う予定だ。

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