チャシュマ4で建屋の丸屋根設置 パキスタン

2014年1月16日

パキスタンの原子力発電所建設計画を支援している中国の上海核工程研究設計院(SNERDI)は6日、パキスタンのチャシュマ原子力発電所サイトで4号機(C−4)の原子炉建屋に丸屋根を設置したと発表した(=写真)。

中国製PWRの1、2号機(各32.5万kW)が稼働する同サイトでは、同様にSNERDIが設計した出力34万kWの3、4号機の建設作業が2011年から開始されており、3号機ではすでに昨年3月に丸屋根の据え付けを終えた。4号機でもスケジュールより72日前倒しの今月2日、直径36m、高さ9m、総重量185トンの丸屋根をクレーンで吊り上げ、建屋の所定の位置に設置する作業を50分で完了。16年以降の完成を目指す同建設計画も土木作業のピークを迎えたと強調している。

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チャシュマ4で建屋の丸屋根設置 パキスタン