UKーABWRの設計審査が進展 英国
英国の原子力規制局(ONR)と環境庁(EA)は6日、日立GEニュークリア・エナジー社の提案する「UK−ABWR」の包括的設計審査(GDA)で準備段階の作業が完了し、次の本格的な審査フェーズに進みつつあることを明らかにした。
2012年10月にドイツ資本のホライズン・ニュークリア・パワー社を買収した日立製作所は、英国の規制要件を満たしたABWRの建設をウェールズ地方アングルシー島のウィルファとサウスグロスターシャー州のオールドベリーで計画中。GDAはUK−ABWRが安全・セキュリティと環境保全、および廃棄物管理の面で英国の厳しい基準を満たしているか評価するために行われるもので、課題を早期に特定・解決する目的がある。
<後略>