ヒンクリ−計画で協力強化 英仏が原子力共同宣言
英仏両国の首脳は1月31日、英国オックスフォードシャーで開催した二国間サミット(=写真)で原子力発電に関する宣言を発表した。欧州域内における地球温暖化防止の観点から、仏電力(EDF)グループが英国サマセット州で進めるヒンクリーポイントC原発建設計画など、英国の新設計画や原子力供給チェーンにおける中小企業の機会拡大、人材育成への投資で両国が一層協力を強化していくとしている。
今回のサミットには両国から外務、防衛、セキュリティ、宇宙、および原子力を管轄する各閣僚が出席。原子力宣言はこれら全分野における両国間の協力強化の一部という位置付けで、サミット終了後に英国のD.キャメロン首相と仏国のF.オランド大統領が記者会見で明らかにした。
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