アングラ3で機器組立作業発注 ブラジル
ブラジルでアングラ原子力発電所3号機を建設中の国営エレトロ・ニュークリア社は10日、1次系および2次系の組立作業契約を30億レアル(約1281億円)で地元の建設エンジニアリング企業らに発注すると発表した。
同炉の完成計画では昨年11月、1次系機器やエンジニアリング・サービス、次世代型デジタル計装制御(I&C)系の納入、および起動時の作業の監視支援などについて、仏アレバ社と12億5000万ユーロ(約1750億円)の契約を正式に締結したばかり。今回の契約金額はそれらに次ぐ規模で、1次系の組立はケイロス・ガルボン社などの計3社、2次系の組立についてはアンドラージ社の率いる企業連合と近々最終契約に調印する見通しだ。
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