暫定検査で内部被ばくの疑い 米WIPP
米エネルギー省(DOE)は2月26日、ニューメキシコ州で操業している軍事・超ウラン元素(TRU)雑個体廃棄物の深地層処分場(WIPP)で、従業員に内部被ばくの可能性が確認されたと発表した。
同月14日の夜に地下655mの施設内で自動大気汚染監査器が放射線を検知した際、地下施設に従業員はおらず、地上施設にいた全作業員について外部被ばく検査を実施した。しかし、WIPPの放射線管理プログラムに従い、放射性粒子を吸引した可能性について暫定的なサンプルで生物検査を行ったところ、13名に陽性との結果が出たもの。
<後略>
WIPP(左奥)に運ばれる廃棄物