スロベニア原発にフィルター・ベント WH社

2014年3月27日

東芝傘下のウェスチングハウス(WH)社はこのほど、スロベニア唯一の原子力発電施設であるクルスコ原発(PWR、72.7万kW)の格納容器に完全に受動的なフィルター付きベントシステム(PCFVS)を設置したと発表した。福島第一原発事故後、同国の原子力安全当局(SNSA)が設置を要求していたもので、欧州で初めて同システムを設置したクルスコ原発は、勧告事項や安全確保に対する原子力産業界の取組み姿勢を明確に示したとしている。

<後略>

2013年にスロベニアの総電力需要量の33.56%を賄ったクルスコ原発

スロベニア原発にフィルター・ベント WH社