チェコ電力がテメリン計画をキャンセル
テメリン3、4号機増設計画を進めていたチェコ電力(CEZ)は4月10日、投資資金回収の目処が立たなくなったとして同計画をキャンセルすると発表した。前日の閣議で、政府が完成原発からの電力を固定価格で買い取る保証を与えることはできないと明言したことによるもので、入札に参加していた3企業連合にはすでに通知書を送付。しかし、今後20年以内に電力需給が逼迫していくとの見通しもあり、さらなる原子力開発については政府が年末までに包括的な計画を提示するとしている。
テメリン3、4号機増設計画を進めていたチェコ電力(CEZ)は4月10日、投資資金回収の目処が立たなくなったとして同計画をキャンセルすると発表した。前日の閣議で、政府が完成原発からの電力を固定価格で買い取る保証を与えることはできないと明言したことによるもので、入札に参加していた3企業連合にはすでに通知書を送付。しかし、今後20年以内に電力需給が逼迫していくとの見通しもあり、さらなる原子力開発については政府が年末までに包括的な計画を提示するとしている。