20基目の紅沿河2が営業運転 中国
中国遼寧省の紅沿河原子力発電所2号機(PWR、110万kW)が13日付けで営業運転を開始した。
2008年3月に着工して以降、中国広核集団有限公司(CGN)は昨年11月に初めて同炉を国内送電網に接続。同日までにフル出力による試運転168時間という商業運開の条件を満たしたとしている。今月4日に福建省の寧徳2号機が同国19基目の商業炉として運開したのに続き、早くも20基目となった同炉により、中国の原子力発電設備容量は1800万kWを突破した。
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紅沿河原子力発電所サイト。左から2番目が2号機(© CGN)