新設計画で「原則決定」を補足 フィンランド
フィンランドの雇用経済省(TEM)は2日、ハンヒキビ原子力発電所建設計画の「原則決定(DIP)」を補足する改定版の環境影響評価(EIA)報告書について見解を表明するとともに、DIPの補足申請を8月に予定されている政府審議に回すとの考えを示した。
TEMはEIAにおけるいくつかの不明点を追加で説明するよう事業者のフェンノボイマ社に通達。同社は原発からの温排水が植物相や動物相といった環境に及ぼす影響についてさらなる調査を実施し、遅くとも来年6月末までに結果を提出しなければならない。
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