伊のデコミ企業と協力協定 中国 将来の廃止措置念頭に
中国広核集団有限公司(CGN)は11日、イタリア国営の原子力廃止措置・放射性廃棄物管理企業であるSOGINと協力協定を締結した。
中国は原子炉建設を急ピッチで進める一方、将来的に必要となる廃止措置などを見据え、4つの原子力発電所すべてが閉鎖済みとなっているイタリアから専門的な技術を導入する考え。SOGINも中国でいち早く有利な立場を確保して有望なアジア市場の中心的役割を担うべく、廃止措置や廃棄物管理など環境防護に関する高度な技術とエンジニアリングを今後数年間にわたって中国に提案していくとしている。
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