原子力など折半で合弁事業 アルストムがGEの買収案受入
仏国の大手重電機メーカーのアルストム社は23日、同社の取締役会が米重電大手GE社による修正版の買収提案の受け入れを満場一致で決めたと発表した。同提案でGE社は、仏国政府に原子力機器の製造関連で意思決定上の拒否権と、アルストム社の蒸気タービン「アラベル」技術の知的所有権も付与するなど、エネルギー事業で仏国のプレゼンス維持・強化に最大限配慮。アルストム社の発電・送配電事業買収により、世界的に競争力のある企業となるべく、2015年中にも手続きを完了する考えだ。
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