英NuGen社の株取引を完了 東芝
東芝は6月30日、英国西カンブリア地方で原子力発電所の建設を計画しているNuGen社の株について、仏GDFスエズ社との取引を完了したと発表した。昨年12月にスペインのイベルドローラ社からのNuGen社株50%に続き、GDFスエズ社からも10%の株取得手続きを終えて、NuGen社の筆頭株主となったもの。
これにより、2024年以降、3基・340万kW分のウェスチングハウス(WH)社製AP1000を順次稼働させるというムーアサイド・プロジェクトは着実に前進。同発電所の建設に必要となる土地の賃貸借契約延長についても、英原子力デコミッショニング機構(NDA)との取引が完了したとしている。
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