PRISMで余剰Pu再利用 イベルドローラがGEHと協力

2014年8月4日

スペインの原子力発電事業者であるイベルドローラ社は21日、GE日立ニュークリア・エナジー(GEH)社の「PRISM」高速炉を使った英国の廃棄物再利用技術開発プロジェクトに加わることになったと発表した。

PRISM炉は英国で抽出された余剰プルトニウム(Pu)を再利用する長期的で確かな解決策の1つと同国政府から認識されており、イベルドローラ社はこの日、GEH社との協力覚書に調印。今後は英国原子力デコミッショニング機構(NDA)とともに、PRISM炉で余剰Puを発電に利用するオプションを分析していく考えだ。

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