アルゼンチンが4基目建設計画で枠組契約 中国の投資受け、国内で設計
アルゼンチンの計画投資サービス省は3日、同国で4基目の原子炉となるアトーチャ原子力発電所3号機を建設するため、同国の国営原子力発電会社(NA―SA)が中国核工業集団公司(CNNC)と商業的枠組契約に調印したと発表した。カナダ製・加圧重水炉(CANDU)を改良した80万kW級の加圧重水炉(PHWR)を建設する計画を盛り込んでおり、CNNCから20億ドルの投資支援を受けつつNA―SAが設計・建設・運転を行う予定。来年初頭の数か月間に資金調達などを含めた12の詳細契約を締結可能とするため、5つの委員会を設置するとしている。
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