新設計画のDIPで方針表明 フィンランド
フィンランドで原子炉の建設を計画している2社が提出した「原則決定(DIP)」関係の申請について、原子力を管轄する雇用経済省(TEM)のJ.バパーブオリ大臣は15日、フェンノボイマ社によるDIPの補足申請は条件付きで政府が承認すべきだとする一方、テオリスーデン・ボイマ社(TVO)によるDIPの有効期限延長申請については却下を進言するとの方針を発表した。
この見解は同日の記者会見で明らかにされたもので、同相は18日付けで政府に正式に提案を行うと言明。現行DIPの有効期限の5年延長が認められなかった場合、TVOは2015年6月末までにオルキルオト原発4号機増設計画の建設許可を申請しなければならなくなる。
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7月現在のオルキルオト3号機