原子力産業新聞

Q12

トリチウムを海洋放出すると、影響が出るのでしょうか?

A

茨城大学
鳥養祐二教授

東京電力は1,500ベクレル/リットル未満の濃度で海洋放出を予定しています。トリチウムは環境中にたくさん存在しますので、海水により2,000倍に希釈されると、既に存在している海水中のトリチウム濃度と区別できなくなります。
海水の希釈効果は非常に大きいので、放出口から数キロメートルも離れてしまえば、検出は非常に困難です。

ALPS処理水について知りたい人は

  • みんなで知ろう。考えよう。ALPS処理水のこと 経済産業省(日本語/英語)

  • 処理水ポータルサイト 東京電力(日本語/英語/中国語/韓国語)

  • 福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の放出 国際原子力機関(日本語/英語/アラビア語/中国語/フランス語/ロシア語/スペイン語)

  • ALPS処理水/トリチウム 復興庁(日本語/英語/中国語/韓国語)

  • 原子力安全(ALPS処理水の取扱い) 外務省(日本語/英語)

  • ALPS処理水の海洋放出って、本当に大丈夫? 電気事業連合会(日本語)

  • トリチウムの基本Q&A 電気新聞特別号(日本語)

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